1. 応募資格
日本在住者で、1994年12月31日以前に出生した者。国籍不問。本コンクールの参加要項が独自で理解できる日本語能力を有すること。
2. 審査日程(申込み・審査・結果発表)
出場者および審査委員の申込み、審査投票および結果発表は、全てコンクール専用ウェブサイト(以下「同サイト」と称する)で行う。一次・二次審査は、出場者が同サイトにアップロードする録画を、本選はホール演奏のウェブキャストを、審査期間中に審査委員が同サイトで審査投票をすることで行う。
演奏は一般公開とする。
注1) 一次審査の応募が 50名を大幅に超える場合は、ファツィオリジャパン株式会社が一次審査出場者を決定するものとする。
注2) 一次・二次審査のためにアップロードされた録画の差替えや、削除はできない。
注3) 審査内容は非公表とし、審査についての問い合わせには一切応じられない。
3. 課題曲
自由。ピアノソロのみ。インプロヴィゼーションや自作曲は不可。楽譜の使用は可。一次・二次審査、本選はそれぞれ異なる曲を演奏しなければならない。
4. 演奏時間
一次審査 | 5-8分 |
---|---|
二次審査 | 7-12分 |
本 選 | 12-20分 |
5. 録画に関する注意事項
1) 演奏は2017年11月1日以降に録画されたものとする。
2) 録画時のカメラは固定され、出演者の顔と手が同時に見えること。
3) カメラを止めることなく、演奏は中断なく弾かれたものの全体を録画しなければならない。編集した録画は不可。
6. 使用ピアノ
1) 一次審査用の録画の演奏のための使用ピアノはメーカー・モデルを問わない。
2) 二次審査用の録画の演奏はファツィオリピアノで行うこと。ファツィオリジャパン株式会社は、本社ショールームでの録画の機会を無料で提供する。但し録音機材、交通・宿泊 費は出場者負担。また、その他のファツィオリピアノ設置ホールでの録画は、出場者が独自に手配するものとする。
3) 本選では東京都江東区豊洲シビックセンターホール常設のファツィオリコンサートグランドピアノF278が使用される。
7. その他出場者に関する注意
1) 一次・二次審査用の録画では仮名(ニックネーム)の使用を可とするが、登録は本名で行うこと。本選の出場者は適切な身分証明書の提示を要する。2) 出場者は審査委員になることはできない。
8. 審査委員
1) 審査委員は希望者が同サイトに申請することで登録される。資格、人数、居住地に制限を設けない。 但し18歳以上であること。
2) 審査委員は登録に際し、仮名(ニックネーム)の使用を可とするが、登録は本名で行う。
3) 審査委員は、登録に際し真正の情報を提出し、常に公平な評価をしなければならない。
4) 審査委員は、基本的にその担当する審査課程の演奏のすべてについて評価をし、審査を行うものとする。
5) 審査委員が対象審査課程のすべての演奏を聴くことができない場合、該当する審査委員が評価する演奏のスコアは、減点もしくは無効と処理される場合がある。
(コンピュータープログラムによる自動採点処理を使用)。
6) すべての審査課程に参加した審査委員は本選、授賞式、受賞者演奏に無料で入場できる。
9. コンクール・アドヴァイザーの設置
ファツィオリジャパンは各審査課程においてアドヴァイザーを設けることができる。アドヴァイザーは演奏家の立場から、必要に応じて当社にアドヴァイスを行う。現時点で決定されているアドヴァイザーは以下の通り。
- アーリンク明美氏 ピアニスト/アーリンク=アルゲリッチ財団
- 海老彰子氏 ピアニスト
- Vadym Kholodenko(ヴァディム・ホロデンコ氏) ピアニスト
- Fred Feinberg (フレッド・ファインベルグ氏) ミシガン大学 統計学教授
- 飯坂健 ピアニスト/音楽評論家/ソフトエンジニア
10. 参加費用
本コンクールの参加は無料とする。参加に必要な録音、旅費などの諸費用は参加者が負担する。
11. 賞金
1位 賞金 | 25万円 |
---|---|
2位 賞金 | 15万円 |
3位 賞金 | 5万円 |
アドヴァイザー賞 | 10万円 |
ファイナリスト | ディプロマ |
12. 著作隣接権等
本コンクールに関連する演奏の録音や映像の権利は、参加者からファツィオリジャパン株式会社に無償で移転され、当社は参加者の許可なく世界中の権利を独占的に使用することができ、かつ第三者に提供することができる。
13. 紛争などの解決
本コンクールに関して発生する問題や不明点については、ファツィオリジャパン株式会社が全て決定する。
JASRAC許諾第9020477001Y45040