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(January 27, 2020 10:35 PM)
2020年1月27日に中札内(なかさつない)文化創造センター [北海道河西郡中札内村]のハーモニーホールに、ファツィオリが特許を有する三層響板とアクションを備えた特別仕様のF278を納入しました。
ハーモニーホールは、北海道で初めてのファツィオリホールとなります。
(左:納品作業中、右:中札内村教育委員会教育長 高橋 雅人氏と当社のアレック・ワイル)
中札内村は「日本で最も美しい村」連合の加盟村で、「花と緑とアートのまち」として住民、民間企業と一体になって活発な文化・芸術活動を展開しています。その中核をなす文化創造センターのハーモニーホールは、487名収容の多目的ホールで、音楽活動も盛んに行われています。常に最良の音色を求めて革新を続けるファツィオリピアノの素晴らしさを, 精力的に文化・芸術活動に取り組む中札内村の方々にご理解いただけたこと、また、地域の皆様に豊かな音楽体験をお届けできるようになったことは、当社にとって大きな喜びです。
またこれにより、北海道から鹿児島まで日本列島を縦断して、ファツィオリホールが繋がりました。今回納入された三層響板を備えるファツィオリコンサートグランドF278 は、同ホールの為に特別に製造されました。低音域と高音域の見事なバランスとダイナミックレンジを有し、三層響板による深みのある豊かな音色を特徴としています。今後、ホールを訪れる世界的コンサートピアニストから地元の発表会や学校の音楽会などで使用される生徒の皆さん方にまで、長い将来にわたり愛されるピアノになることでしょう。中札内村村長 森田匡彦氏は次のように述べています。 「文化の醸成を通した「美しい村」づくりのシンボルを求め、素敵な出会いを得ることができました。
導入に際しては、ふるさと納税で全国から多大なご支援をいただいており、地方の持続性向上の"エンジン"としてファツィオリのピアノを躍動させる決意です。令和の時代にふさわしい美しい調べを奏でてまいります。」
中札内村教育委員会教育長 高橋雅人氏は次のように述べています。 「本村は花と緑とアートのまちづくりを目指し、ピアノ発祥の地とされるイタリアで生産される音色豊かなファツィオリ社のピアノを選定購入させていただきました。 一人でも多くの方に、ここハーモニー・ホールで奏でられるピアノの調べに触れていただきたいと心から願っております。」
F278のお披露目は、5月17日に同ホールで開催されるコンサートになる予定です。コンサートの詳細は、後日ニュースでお知らせします。
(中札内村創造センターのご案内ページは こちら
です。)
(January 15, 2020 6:08 PM)
2020年1月15日に イタリア文化会館
アニェッリホール(東京都千代田区九段南)に、ファツィオリが特許を有する三層響板を備えた特別仕様のグランドピアノF212を納入しました。
イタリア外務・国際協力省に属するイタリア文化会館は、日本におけるイタリア文化の普及と日伊文化交流の振興を目的とするイタリア文化・芸術の発信拠点です。今回 F212が設置された372席を有するアニェッリホールは、数々の演奏会も催され、音楽ファンの間でも音響の素晴らしさで人気の高い多目的ホールです。
このようなイタリア文化の殿堂にイタリア・ベルカントを象徴するファツィオリのピアノが備わったことで、聴衆の皆様にイタリア芸術の世界をさらに堪能していただけることでしょう。今回アニェッリホールに設置されたF212は、同館のために特別に製作され、ファツィオリが最新の特許を持つ三層響板を備えるものです。このピアノは低音域と高音域の見事なバランスとダイナミックレンジを有しており、三層響板によって豊かで深みのある音色を響かせます。イタリア文化会館館長パオロ・カルヴェッティ(Paolo Calvetti)氏は次のように述べています。「イタリアの先端技術と工芸美、イタリアの音色を代表する卓越したファツィオリピアノがこれから当館で活躍してくれることを楽しみにしています。」 F212のお披露目には、3月12日に同ホールで開催されるマリア・クレメンティ(Maria Clementi)のピアノリサイタルが予定されています。コンサートの詳細は、後日ニュースでお知らせします。