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プレスリリース Fazioliコンクール 結果発表

October 8, 2018

ファツィオリジャパン株式会社創立10周年記念オンラインピアノコンクール
入賞者発表


2018年4月27日から続いた初のFazioliコンクールは、10月6日(土)の本選演奏を豊洲シビックセンターホールで行い、7日(日)に閉幕した。
100名近い審査委員による本選演奏のオンライン投票の結果、以下の入賞者を発表した。

1位 

2位 及び アドバイザー賞

3位
小林遼

2019年3月10日(日)には豊洲シビックセンターホールにおいて上記3名による入賞者コンサートが開催される。

ファイナリスト賞
 伊石有里 ( 本番ビデオ ) 田中英明  ( 本番ビデオ )  平吹志保 (本番ビデオ
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ファツィオリジャパン株式会社創立10周年を記念して開催された同コンクールは、以下の点でコンクール史上初とも言える画期的な工夫がされた。

出場者、審査委員の登録、演奏の視聴、投票などのコンクールの一連の課程がオンラインで行われた。

出場者、審査委員に関する資格の制限も極めて少い上に、演奏曲にも制限が無く、日本のピアノ愛好家の広範な参加を容易にした。出場者は日本在住で1994年12月31日以前に出生した者、審査委員は18歳以上の者で、国籍、居住地、資格等不問。

主要国際コンクールの審査に熟練したコンサートピアニストやオンラインコンクールに必須の統計学およびシステムの専門家をアドヴァイザーとして設置し、コンクール運営の様々な観点に助言を受けた。アドヴァイザーは、アーリンク明美氏(ピアニスト、アーリンク=アルゲリッチ財団)、演奏家の海老彰子、ヴァディム・ホロデンコ両氏、フレッド・ファインベルグ氏(ミシガン大学マーケティング&統計学教授)、飯坂健氏(IT)の5名。

「爆発」(順位付け)ロジスティック回帰分析などの統計数学的手法を駆使し、投票の信憑性をチェック、不完全投票の補正をし、投票集計の質を担保。

日本のピアノ愛好家にこれまでのご愛顧の感謝の意を表するために、参加料は無料とした。

「初めて行うFazioliのコンクールが、コンクール形態的にも多くの前代未聞の要素を持っていたので、様々な懸念はありました。しかし、3ラウンドの全課程を通して出場者のレベルの高さ、多くの審査委員の真摯な投票、アドヴァイザーの献身的なサポートに支えられ、とても良い結果が出たと思います。結果的には音大を卒業され、ピアニストとしての専門の道を歩まれている方たちが入賞されましたが、会社員として他分野で忙しく働かれている方の音楽性も素晴らしく、第2次予選でも人気を集め健闘されたことはとても喜ばしいことでした。自発的に参加をして下さった審査委員のレベルの高さにも感動しました。オンラインなのでホールに出向く必要もなく、簡単に参加できて良かったと言う声を多くの出場者と審査委員から頂いております。参加者は日本全国に均等に広がっています。」とファツィオリジャパン株式会社代表取締役アレック・ワイルは述べている。
審査委員登録は約150名を超え、その三分の二が本選の審査投票を行った。

6人のファイナリストの中5名を正しく予測したことを誇るある審査委員は、「ファツィオリを10年前に知った時にその音に感銘を受けた。本選をホールの生演奏で聴いたが、私の予測の正しさは、ネットを通してもその音の素晴らしさは伝わることが証明されたということ。(携帯でなく、良いスピーカーで聴くことは大事だが)。ファツィオリ設置ホールがまだまだ日本には少ないので、是非このようなコンクールを続けて欲しい」と訴えた。

「審査委員の方から、演奏曲も多岐にわたるので審査の難しさを感じたが一生懸命に聴き、とても勉強になったという声を多く頂きました。一般の方も含めたビデオ視聴の数は本選審査終了時点で37,000回を超えています。このコンクールを通じて、皆様が多様な音楽、多様な音を真剣に聴かれる機会が作れたことを嬉しく思います。」とワイルは述べている。

添付書類:
海老彰子アドヴァイザーより メッセージ
フレッド・ファインベルグ アドヴァイザーより メッセージ
飯坂健アドヴァイザーより メッセージ

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ファツィオリ・ピアノフォルティ社
(本社イタリア、ポルデノーネ州、サチーレ市。パオロ・ファツィオリ社長):
「世界一のピアノを造る」という夢を持ったパオロ・ファツィオリ氏によって1981年に創立された。現在年間約140台のグランドピアノを手造りで造り続けている。創設者のピアニストでありエンジニアでもあるパオロ・ファツィオリ氏は今なお、たゆまぬ技術革新を続けている。ファツィオリピアノは故アルド・チッコリーニをはじめ、アンジェラ・ヒューイット、ダニイル・トリフォノフ、ヴァディム・ホロデンコやハービー・ハンコックなどクラシックやジャズなどジャンルを問わず創立ごの早い時期から世界的ピアニストに広く愛されてきた。

ファツィオリジャパン株式会社(本社港区、代表取締役 アレック・ワイル)
ピアノフォルティ株式会社の社名で、伊ファツィオリピアノ日本総代理店として全モデルを展示するショールームを日本で初めて2008年にオープン。2010年以降、日本チームが主要国際コンクールの参加における技術・アーティストリレーションをパオロ・ファツィオリより委託されてきた。また、世界的なベンチ専門メーカ、ヒドラウ・モデル社(スペイン)の「片手で簡単に調整できる、手首にやさしい」画期的なガス圧技術のピアノ・ベンチの日本総代理店も務める。
創立10周年を機に、2017年8月13日にピアノフォルティ株式会社からファツィオリジャパン株式会社に商号変更を行った。

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