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| June 2017
(May 5, 2017 10:13 PM)
ソロラウンドの素晴らしい演奏の後で・・・
・・・5月4日に6名のファイナル進出者が発表になりました。
Fazioli演奏者の中での進出は以下3名:
*Yevgeny YONTOV (イスラエル)
*Szymon NEHRING (ポーランド)
*Daniel Petrica CIOBANU (ルーマニア)
前半の3人は他のピアノ奏者、
後半が3人のFazioli奏者と真二つに分かれてしまいました
。
ステージマネージャはその都度ピアノを移動しなくて良くなったの
で少し楽になったかも知れませんね。(一次、
二次ではピアノの交代で大変な思いをしたそうです。)
「トリ」のDaniel君は「久々の大型新人!」
と確信できるほどのオーラ、素晴らしい技術、音楽性。
人となりも超面白いです!
ショパンコンクール時に入賞は逃したものの、
ファイナリストの中でもで大人気だったSzymon君、
理論派で、
コントロールの行き届いた安定した技巧と説得力のYevgeny
君。
主催者としては、是非、この三人にこの9月に日本に来て欲しいと思いますが。
試合は水物。
あと5日間続くファイナルを暖かく見守りましょう。
Fazioli組の室内楽は明日が本番ですが、
リハーサルは始まっています。
なお、2次まで素晴らしい演奏で多くのファンを集めたLuka Okros君はファイナルに進出できず、本当に残念でした。
でもまた他の国際コンクールで素晴らしい活躍を見せてくれること
を楽しみにしております。 左から:Luka Okros、奥様のAnna、Luca Fazioli, David Kinney(技術者)
(May 3, 2017 12:51 AM)
5月2日から第2ラウンドが始まりました。
出場者のレベルがとても高く、
さぞや審査員は落とす人を探すのに苦労したのでは。
女性ピアニストは7名から3名へ。
各ピアノブランドの奏者も各々半分が次のステージに進出。
Fazioli奏者も10名の中から5名が進出。またナタリア・
ミルシテインがFazioliグループに今ラウンドから加わり、6名の素晴らしい演奏をFazioliで聴くことができます。
ナタリアといえば、あの「20世紀最高のヴィルトゥーオ―ゾ」
と言われるヴァイオリニストのナタン・
ミルシテインの孫娘という話が広まっているようですが、
実は全く関係はないそうです。
弱冠21歳であの堂々とした演奏は「血は争えない」
と思っていたのですが。
日本に来れると良いですが!
このコンクールはプログラムの自由度が高く、選曲のバラエティーの広さ、プログラムの面白さも楽しめます。第2ラウンドは更に面白くなると思います。乞うご期待。 5月2日:
Luka Okros
(ルカ・オクロス) ( 21:00
ここ
をクリックして、ご覧下さい。)
5月3日:
Natalia Milstein
(ナタリア・ミルシテイン) ( 21:00
)
Yevgeny Yontov
(エフゲニー・ヨントフ)( 翌日3:30
)
5月4日
:
Szymon Nehring
(シモン・ネーリング) ( 18:00
)
Eric Lu
(エリック・ルー) ( 20:00
)
Daniel Petrica Ciobanu
(
ダニエル・
ペトリカ・チオバニュ) ( 21:00
)