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April 2013| ファツィオリ日記トップ | June 2013
最近イタリアのPordenone市のヴェルディホールで、有名なピアノデュオ - ラベック姉妹 - が2台のファツィオリで演奏しました。
素敵な写真と思いませんか?
日本ではステファノ・ボッラニーを知ってる方々はまだまだ少ないです。実は、私もYouTubeを見るまで知りませんでした。
他の国は違います。イタリアはもちろん欧米でのボッラニーはとても人気なんです。
先日のコンサートを聴き、十分理解出来ました。ボッラニーはファンタスティコ!
バークリー音楽大学の名誉学位を取得し、日本のジャズ専門誌スウィングジャーナルにてもニュータレント部門8位にノミネートされました。チック・コレア、エンリオ・ラーヴァ、ガエターノ・ヴェローゾ、ガート・バルビエリ、パット・メセニー、などとのコラボレーションがあります。
この写真はサントリーホール(ブルーローズ)のコンサートの直前のものです。聴衆の三分の一はおそらくイタリア人ですので、雰囲気は熱狂的!
そう・・・ボッラニーさんの一番好きなピアノはFazioli です。
次の来日は今年末頃だそうです。詳細が分かり次第お知らせ致しますが、ぜひコンサートにお出かけになることをお勧めいたします!
「 ファツィオリピアノは いくらですか?どうして、価格が HP に載ってないの?」という質問をよく頂きます。情報をネットで素早く取得できるようになった時代に、もっともなご質問だと思います。
一言でお答えするのは難しいので、今日は当社の価格に対する考えについて少しお話ししたいと思います。
もちろん定価表がありますが、実は
日本だけではなく世界のファツィオリ代理店は
HP
に価格を載せていません。ネットショッピングの対象になる一般消費財ではありませんので、当社はネットでは製品に関する重要かつ興味深い情報をご提供することに専念しております。
ファツィオリ
のような高級手作りピアノは、個体ごとに、また一人一人のお客様の感性により一台ずつのピアノに対する評価が異なりますので、まず実際にご試弾頂かなければこのピアノの価値をご理解頂くことはできないと考えているからです。(もちろん、試弾後に全てのピアノが素敵。どれでもいい!と言って下さるお客様も多いです!)
お問い合わせ(当ページの下)を頂ければ定価表を喜んでお渡しします。内緒ではありません!
「 ファツィオリ は世界一高いピアノ」というクレームが多いですが、実は間違いです。ファツィオリの定価は他のトップクラスのピアノブランドと変わりません。是非比較してみて下さい! しかし、ピアノの販売価格設定は少し複雑なことで、一般に定価販売されることは稀です。
<一人ひとりのお客様に最適な製品と価格です!>
なぜならば、一台ずつの販売がお客様の具体的なご要望、お客様固有のユニークな状況の中で話合いの中で決まって行くからです。
特別な運送、イタリア工場での選定、当社仲介ローンの使用、下取りピアノの状況、お客様の特別なご希望や特別な付属品、等々・・・・
ファツィオリは非常に希少な製造数のブランドですので、お客様の満足を最大にするために、一台一台を大事に用意していきます。最終的にお客様ごとに、上記の各要素のご要望に基づいた御見積りをご用意いたします。
ご試弾後、気になるピアノがあれば、お客様の状況とご要望をご相談の上、お気軽にお見積りをご依頼下さい。多分
ファツィオリ の値ごろ感にびっくりされると思います!
<
ファツィオリ
は一生の買い物?数世代のための買い物?>
高級ピアノの値段は高級な外車の値段とあまり変わらない、高い買い物と思われている方が多いですが、ピアノは代々に受け継がれる宝となるでしょう。耐久性は自動車よりあるでしょうし、自動車税も掛かりません(「ピアノ税」はお陰様でまだですね)。また、希少なブランドであるだけに、不要になった場合には中古販売も容易です。職人や材料の希少性により毎年製造原価が高騰して行くことが、中古製品の価格が激しく減価しない理由の一つです。最初の投資は少し高そうですが、今年ご購入されるファツィオリ
ピアノは
100
年後も孫の孫の代のオーナーにも喜びをあげられるでしょう。
ファツィオリ
ピアノをご購入の前に、残念ながら価格のお話が必要ですが、音楽のお話のほうが楽しいですね。素晴らしいピアニストによるコンサート、マスタークラスなども定期的に開催しております。ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。
約3年前にチェンバロ職人島口孝仁氏が弊社の紹介 でFaziol i ピアノと同じ響板材,
次(6月)の ショパン誌
はピアノメーカー特集号です。パオロ・ファツィオリの寄稿や、秦はるひ先生及びダニイル・トリフォノフからのファツィオリに関するメッセージも掲載されています。
「ファツィオリを弾き始めて何年も経ちますが、ステージでファツィオリと出会えることはいつも大きな喜びです。独特でクリアに謳う音色、さらにその精密なタッチ感が、ピュアな音楽を奏でるインスピレーションを与えてくれます。ショパンコンクールでは私の友であり続け、また6月の東京公演で弾けることを楽しみにしています。
ファツィオリは比較的新しいピアノメーカーです。ピアニストとして創業者とピアノを語り、その発展と共にあり続けるのも楽しいことです。なぜなら、ファツィオリは4本ペダルを始め細部の構造や設計など、常に新しいアイディアを追求し続けているからです。ファツィオリは1台1台、その性格や音色、またその楽器の魂に異なった特徴を感じられるので、常に新しい発見があります。この発見は音楽を創る楽しみを、さらに刺激してくれます。」
ダニイルの東京公演で弊社のピアノを使用します。チケットが少なくなっておりますので、まだご予約のお済みでない方はお早めに お
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