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April 2015| ファツィオリ日記トップ | June 2015
すでにお馴染みの方も多いと思いますが、弊社はファツィオリの日本代表だけではなく、ファツィオリの「国際コンクールの代表」も務めております。ファツィオリが提供されるメジャーな国際コンクールの業務全般を委託されております。
最近イタリアへ行きました。美味しい物を勿論食べました(!)が、目的はコンクールに提供するピアノの準備です。
今回のピアノ?凄いです!
ファツィオリの場合、日々たゆまぬ「改善」は着実に起きていますので、コンクールに提供される楽器は回を重ねるごとに、よりエレガンスにかつよりパワーを持ったものになっています。
技術担当の越智が調整したピアノをクラウディオ(ファツィオリのトップ技術者)がマーケティング責任者のエレーナの演奏で確認しています。
最後に、ちょうど遊びに来ていた前回のチャイコンの優勝者ダニール・トリフォノフがピアノをテスト。
最初は工場の中でテスト
後は工場のコンサートホールに持ち込みずーっと長い間弾いていました。
ダニールの印象は?「最高!!」と。
今後、モスクワでお会いしましょう!
(つづく)
ピアノの選定は一人でも難しいことです。どんな音質が良いか、タッチ、性格等々・・・色々なことを同時に考えて、一台を決めないといけない。
自分のピアノの場合より、ホールの責任選定はより緊張します。さらに、数人集まって決める時はとても複雑なプロセスになります。
最近弊社の社長と技術者は、豊洲シビックセンターのピアノを選びにイタリアの工場に行きました。
たまたま、選定時に非常に著名ピアニストもサチーレに居合わせたので、喜んで選定に参加してくれました。
一人はダニール・トリフォノフです:
ダニールだけではなく、彼の先生もいらっしゃいました・・・セルゲイ・ババヤン先生の弾き比べも全員で試聴:
結果的に、我々もプロピアニストも同じ楽器が気に入りました! 満場一致で決めたF278!
デビューは9月ですが、詳細は江東区のオープニングチラシでご覧下さい。
(オープニングチラシの 読みやすいPDFコピー
)
在ロンドン小川典子さんが今年も「Jamie's Concerts」を開催されました。
このコンサートのきっかけは小川先生の隣家の 自閉症の
息子(Jamie)さんです。このような子どもたちはコンサートで音楽を聴くことができません。また、このような子どもを持つご両親も、中々コンサートに行くことができません。子供たちが学校に居る時間に、小川先生はご両親や周りのケアをされる方たちの為にこのチャリティコンサートを行われています。間接的にでも音楽が子供たちに届くように・・・・・実は、最初のジェミーズコンサートは2004年日本で開催されました。
音楽をチャリティの為に行うのは感動的です。以下のビデオで小川先生はこのプロジェクトを英語で説明されています。
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