北京の旅

先週の金曜日に中国の北京において、ニコライ・デミデンコのリサイタルがありました。

デミデンコのリサイタルに向けて、ファツィオリをより良い状態にするため、パオロ・ファツィオリの命により日本技術チームが北京に発ちました!

会場は、中国の北京にある NationalGrandTheater02.jpg 国家大劇院(National Center for the Performing Arts) ―オペラハウス、コンサートホール、 2 つのシアターやいくつかの展示場―を有する、世界一大きな文化施設と言われています。この建物にはファツィオリのコンサートグランドピアノ 2 台( F278 F308 )とアーティストラウンジに F183 が入っています。

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なかなかの仕事量!夜のおいしい中華料理を励みに、奮闘した1週間。 無事2台のピアノの状態も良くなり、デミデンコに好みの楽器を選んでもらうことができました。 IMG_0322.JPG

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リサイタルの夜は、ピアニストのパッションと繊細さを併せ持つすばらしい演奏で、 F308 の深く、ブリリアントな響きが、大きなホールに響き渡りました。


特別なオーナーのために、特別なピアノ

灘波さんは、Fazioli の一台をご自宅ではなく、 トヨタのショールーム に展示しました。
会社のシンボルともなるピアノなのでいろいろな木目を熟考し、 最終的にRed Elm Briar(赤ニレ玉杢)に決めました。
この珍しい銘木が綺麗ということだけではなく、 車のショールームに似合う・・・ そして全国に一台しかありません。
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この一台の制作時に灘波さんはFazioliのメーカーに対し特 別なお願いをしました。 このピアノにFazioliの職人全員のサインが欲しいというこ とでした。
パオロ・ ファツィオリは既に何台もサインをしたことがありますが、 サチーレの工場でそういうお願いは初めてで、 職人全員が大変喜びました。
ご覧ください。
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パオロさんのサインは真ん中で、 日付も書きました(2枚目の写真)。
また、完成日は2012年12月12日。だけではなく、 モデルはF212、製造番号は212-2120になりました。「12」のテーマが多い!

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Fazioliの記念写真

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2012年12月10日に、Fazioli Pianofortiの皆がファツィオリ・ホールの舞台で記念写真を撮るために集まりました。
職人、事務スタッフ、社長・・・この人たちがファツィオリピアノを造ります。

音楽クイズ

このウクライナのフォークソングは有名なクラシック曲のテーマになりました。
何か・・・分かりますか?



楽しんで下さい!

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