ハービー・ハンコック、チック・コリア・・・とFazioli

今年、ハービー・ハンコックとチック・コリアが37年ぶりに世界的なDuo Piano Tourを行います。

ハービーのHPでスケジュール をご覧になれますが・・・今回日本は入っていないです!残念です・・・

先日バンクーバーの演奏前に彼らが使用するFazioliをサインしました。こちらです。

Herbie and Chick.jpg Herbie and Chick sign.jpg

日本にも来てほしい・・・

ファツィオリ?菓子折り?塩谷哲と古澤巌・・・とFazioli

shionoya.jpg

2月28日美浜町なびあすホールで塩谷哲さんとバイオリンの古澤巌さんのコンサートがあり、弊社スタッフが行ってきました。先日入ったばかりの名古屋のブルーノートで生まれて初めてFazioliを弾かれた塩谷さん。今日は2度目です。

「ファツィオリが菓子折りに聞こえる」と仰っていたので心配していたのですが、コンサートではファツィオリを正しく連発してくださいました。時々菓子折りと取り違えられた場面もありましたが。。。

また、ファツィオリが特許を持つ4本ペダルも、今日初めて出会われたにも拘わらず、その特性を一度で見抜かれ、観客の皆様に3本ペダルと4本ペダルの違い を実演を交え微細かつ的確にとても熱心に説明され、観客も驚きの反応。弊社スタッフでもここまで上手く説明できないかな。。。

そのような塩谷さんだから引き出せるFazioliの音の魅力!やさしく、ピアノに語り掛ける心、楽しいリズム、奏者の音楽性とピアノへの愛情がそのまま伝わってくる心地良い音に包まれました。

「このピアノは日本でも美浜町へ来ないと弾けません」と仰って美浜町民も湧き上がりました!

古澤さんとの軽妙なトークと素晴らしい音楽、またいつかファツィオリとのコラボが聴けると良いですね!


美浜町なびあすホールとルービンシュタイン・ガラコンサート

福井県町村会のふくい自治時報月旦評に、同ホールで行われたルービンシュタイン入賞者ガラ・コンサートのオールラウンドな紹介が掲載されました。ピアニスト、ホール、弊社関係者一同にとっても,とても感激的な一夜でしたので、ここにご紹介します。

=======================================
fukui article.jpg
"幻" といわれるイタリア製のピアノをルービンシュタインコンクールの上位入賞者が演奏すると聞いて、美浜町生涯学習センター「なびあす」まで 出かけた。音楽の知識に乏しいが、同コンクールの最終審査では高級ピアノの代名詞、スタインウェイとイタリア製のファツィオリのピアノが選 べるようになっていた。フィナリストとなった6人のうち5人が後者を選んだという。聞いたことのないピアノだが最高機種のファツィオリF308はわが国のホールでは美浜が初めて導入したという。その音色を聴いてみたくなった。しかも奏者は世界的なコンクールの1、2位と聴衆賞を受賞した3人。それだけでも行く価値はある。ピアノについてはよく知らないので少し調べてみた。ファツィオリ F308は奥行きが3メートルを超える世界最大のピアノで、迫力ある音と長くなった低音域の弦から生まれる倍音は驚愕するものがあると書かれていた。

どんなピアノか楽しみにして美浜に向かった。 会場の生涯学習センター「なぴあす」 は2012年に完成した施設で図書館なども併設した県内有数のも のだ。文化ホールは489席の中規模だが、 ホール全体が反響板で包まれ3人の演奏家が奏でる響きは、 これまで聴いた音色とは一味違っていた。 べートベンの重厚感あふれる曲から、 現代音楽と幅広い曲目が演奏された。 いずれも深みのある響きに酔いしれることができた。 アンコールに応えて3人 並んでの連弾を披露したのには驚いた。 連弾は2人と決まっているものと思っていた。 F308の特性生かそうとしたのだろう。ピアノには足で 操作するペダルがある。通常は3本までだが、 美浜のピアノには4番ペダルがあり「 音色を変えることなく音量のみが小さくなる」ことが特徴。 3人での連弾はピアノの能力を最大限引き山し、 これを聴くことができ、うれしくなった。 会場が感動で包まれたことは言うまでもない。

嶺南だけでなく福井市など嶺北からも数多く訪れていた。 県外からも演奏会のことを知り、駆けつけた人もいた。 国内では聴けるところが限られている ピアノがなぜ、美浜町にあるのか不思議だった。 帰り際ロビーであいさつを交わしていた山口治太郎町長に尋ねた。 すると「美浜町出身で在住のオ ペラ歌手、野原広子さんが推薦してくれました」 との答えが返ってきた。 一台のピアノにも地元とつながるエピソードがあった。 野原さんはイタリア のフィレンツェで活躍、 現在は故郷の美浜町を拠点に活軌している声楽家だ。 イタリア時代に知ったピアノの素晴らしさをふるさとに伝えてくれ た。

緑という点では演奏会を後援した駐日イスラエル大使館から文化担 当のニール・タルクさんが駆けつけ、 ルービンシュタインコンクールがエル サレム(「注」実際にはテル・アビブ) で開催されるようになったいきさつなどを紹介した。 演奏会の前にユダヤ人に命のピザを発給した杉原千畝関連の展示を している敦賀ムゼウムを視察し「日本人の温かさに触れた」 と話していたのも印象に残った。 世界でも数少ないピアノを生かした音楽祭や学生向け合宿など全国 から人を呼び、 まちを元気にする起爆剤に使えるのではと思いながら帰途へのハン ドルを握った。


お久しぶりLP!

IMGP1017.JPG

数十年ぶりに、新発売LPを頂いて、聴きました。

弊社には昔の私のLPコレクションが数百枚あり、時折聴きますが、新しいLPのスムーズな音は非常にお久しぶりです。やはり、良いフォーマットですね!

この一枚は 西山瞳さん の録音ですが、スタジオはおなじみの高崎の Tago Studio 、ピアノは Fazioli F278 です。

CDもありますが、LPを聴きたい場合は弊社へお越し下さい(ピアノのライブ音も聴きましょう)!

PAGETOP
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: