このブログを書いてる時には既に、第一ラウンドが行われています。
6月15日(日)はコンクールのオープニングのガラコンサートが行われました。ロシアの音楽エリートが皆来ました。ホールの前の地面には文字道理レッド・カーペットが敷かれ、 SPがいたるところに。残念ながら・・・雨が降りました。
オープニング前のリハーサルの写真です。プログラムのスターピアニストはダニール・トリフォノフです。彼がコンクール4台のピアノの中からファツィオリをリクエストしま したので、弊社の調律師はダニールのためのピアノの準備に休まずに仕事。
でも楽しいリハーサルでした!
チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラのサウンドは素晴らしいです!この歴史的なホールが空っぽな中で、素晴らしい音楽家を聴くのは、また格別な経験です。
そして、有名な音楽家がリラックス中です。以下の写真はコンクール総監督の指揮者ヴァレリー・ゲルギエフ、トップメゾソプラノのオルガ・ボロディナとダニール・トリフォノ フ。ダニールはコンチェルトだけではなく、ボロディナの伴奏も弾きました。
ダニールは既にこのピアノを最近サチーレで弾いていますので( Fazioli日記の「チャイコン(1)
でお読みください)、ピアノに関する 調整のレクエストは全くありませんでした。
リハーサルは一回通して弾いただけですが、皆は専門家ですので、完璧でした。
本番の録画はこのURLをクリックして下さい。 http://tch15.medici.tv/en/performance/grand-opening-of-the-competition-great-hall-of-the
6月12日夜、本選出場者の発表がありました。
英語のチャイコフスキー国際コンクールニュース
その後引き続き本選の演奏順のくじ引きが行われました。この写真は日本でもお馴染みになったマリア・マゾさん。
接戦だったということで、30人の本選出場枠が36人に増え、コンクール側から 出場者の第一ラウンドのプログラムを短縮するよう依頼がありました。出場者からは"驚きと苦笑"の声が。 結局短縮はなりなくました。当たり前ですね。
色々決まっていないこともあり気を揉むことが多いですが、決まったことが簡単に次から次に覆されることも。
この柔軟性が良いのでしょうか。
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