本日可児さんよりCDを頂きました。
素晴らしい演奏です・・・可児さんはゲルハルト・オピッツ先生(Gerhard Oppitz)の弟子ですが、オピッツさんはヴィルヘルム・ケンプ(Wilhelm Kempf)の弟子ですので、可児さんはドイツのピアノ演奏の伝統を継続しています。
しかし、このCDの楽器も面白いですよ・・・
当CDはミュンヘンのバイエルン放送局の第2スタジオで録音しました。殆どスタインウェイの楽器で録音しましたが、最後の一曲はファツィオリで録音しました。
同じピアニスト、同じスタジオ、同じスタッフという条件のもとで楽器だけが違う。。。とその違いは?
説明より、まず聴いてみて下さい!
最初はスタインウェイの録音です。以下のURLにクリックして、一分間MP3をダウンロードします。
可児亜理 スタインウェイ.mp3
次はファツィオリの録音です:
可児亜樹 ファツィオリ.mp3
如何でしょうか?
両方良い音だと思いますが、違います。ファツィオリの音のクリアさと明るさを実感して頂けましたでしょうか。ベルカントかな?
MP3の音ですので、当然足りません。このCDを カメラータ・トウキョウ
で頼めると思います。
もしくは、当社のショールームに来て、実物の音をお聴きになりませんか?
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